原付北海道1周4,000kmリターンズ

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例えば湖の真ん中に 離れ小島があったとして

1984(昭和59)年7月10日 Part4 阿寒湖~双湖台~摩周湖川湯温泉~硫黄山屈斜路湖~美幌峠~
                 藻琴~北浜駅~小清水原生花園~斜里~宇登呂 約220km

イメージ 1 イメージ 2来ました~! 摩周湖です。

天気も申し分なく、「霧の摩周湖」ならぬ快晴の摩周湖でした。いや、ホンマに美しい!
特に水が本当にきれいで、『摩周ブルー』というらしいです。

イメージ 3真ん中にポツンとある、カムイシュ島が特徴ですね。カムイ=神、シュ=おばあさんと言う意味だそうです。
これに関する話はのちほど。


実は摩周湖にはいろいろな伝説があるらしいのです。
伝説ができるなんていうのは、さすが神秘の湖。
何だかんだで聞いたことのあるものをご紹介します。


その① 「摩周湖が晴れてよく見えた独身女性は婚期が遅れる。」

 いまや婚期なんて個々によって違うような時代ですから、時代遅れ以外の何モノでもない伝説ですが、
 でも昔はこのような説を信用して、せっかく晴れているのに見ずに帰った人もいるんでしょうかねぇ。
 もしそういうことがあったならもったいないなあ。


その② 「摩周湖が晴れていたら、襟裳岬に行った時も晴れる。」

 えー、これはデタラメです。
 はからずも私たちが証明してしまいました(笑)。
 襟裳岬付近の記事をお楽しみに。


その③ 「摩周湖の霧は、おばあさんのうれし涙である。」

 これは本当にそういう伝説があるらしいんです。

 昔、集落同士の争いに敗れたアイヌのおばあさんと孫が命からがら逃げ出したのですが、
 逃げる途中にはぐれてしまい、おばあさんは孫を探しながら摩周湖までたどり着きます。
 で、悲しみと疲れで動けなくなったおばあさんが、
 このあたりで孫を待つうちにカムイシュ島になってしまった、と。
 摩周湖に誰かが近づくと、孫が来た、と思ったおばあさん=カムイシュ島は喜び、うれし泣きする。
 この涙が、雨や雪や霧になるそうなのです。

 だから、摩周湖は天気の悪いことが多い、と。


私らが行っても晴れていたと言うことは、お孫さんは女の子だったんでしょうね。


BGM「幻月」 by 一青窈