原付北海道1周4,000kmリターンズ

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去りゆく今年の夏に 残った僕の宿題

1984(昭和59)年7月10日 Part2 阿寒湖~双湖台~摩周湖川湯温泉~硫黄山屈斜路湖~美幌峠~
                藻琴~北浜駅~小清水原生花園~斜里~宇登呂 約220km

イメージ 1阿寒湖の観光船だか、ボートだかの桟橋です。
タケの広角レンズの威力で、彼はとてつもなく遠くにいるように見えます。


前日の記事で「雌阿寒岳かも」と書いた山は、
もし写真の右半分に写っているのが「ヤイタイ島」なら、木禽(キキン)岳ですね。
湖の向こうに雌阿寒岳を写そうとすると、私らの宿泊地付近では無理がありますので。
確信は無いのですが、たぶんそうでしょう。お詫びして訂正いたします。m(_ _)m


この日は本当に快晴。
こんな日は走っていても気分がよくて、ついつい走行距離も伸びます。
上に書いたように、これだけいろんなところを周って、
しかも200km以上走ってるなんていうのは、まさにいい天気のおかげ(笑)。
え? もちろんスピードは「制限時速内」に決まってますよ。


「原付の」だったかどうかは…(笑)、ですけど。


さておき。


気分よく阿寒湖畔をスタートし、国道241号線をしばらく東へ進むと、
「双湖台」という展望台に着きます。

“湖”と言う字が付きますが、ここは阿寒湖を見るための展望台ではなくて、
「ペンケトウ・パンケトウ」という双子の湖を見るためのものなのです。

イメージ 2
手前の水面が、小さい方の湖ペンケトウ、
左の奥にかすかに水面が見えているのが、大きい方の湖パンケトウです。

今ではどうか知りませんが、当時はこれらの湖は“秘境”と言われており、
バイクでは湖畔に近寄る道さえなく、ここから見るのが限界でした。
でもカナダやアラスカの針葉樹林を髣髴とさせる光景で、私はここからの景色は大好きです。

イメージ 3ちょっと一緒に写ってみました。
「上の湖」「下の湖」という呼び名は、
この二つの湖を通って阿寒湖に流れ込む川の、
上流にあるか、下流にあるか、
ということを表しているようです。

実は雌阿寒岳のふもとに「オンネトー」という、これまた秘境情緒タップリの湖がある、
ということを知ったのは、大阪に帰ってしばらくしてからのことでした。


行き損ねた場所が増えて、“宿題”がどんどんたまって行く~(笑)。


BGM「夏休みの宿題」 by 杉真理