私はたぶん同じ旅人 遠いイマージュ水面におとす

1984(昭和59)年７月９日　Part３　能取駅～網走駅～網走刑務所～網走湖～北見～阿寒湖　約170km

スタンドが見つかったところで安心して、更新がおろそかになりました。
すみません。再開です。

心優しいスタンドの方のおかげで、何とか網走に着くことができました。
もう気分は上々、なのですが前夜来の緊張が途切れたからなんでしょうが、
私、朝っぱらからかなり疲れた顔をしております(笑)。座り込んでしまってますしね。

網走駅です。
レンガは“名所”、網走刑務所のイメージでしょうか。

実はこの旅、バイクで周っているにもかかわらず、時々こうやって駅に立ち寄っています。
写真もこのように、割りあいキッチリ撮っているので、充分記念になるのですが、
各地の主要駅で売っていた「観光入場券」
　―硬券で普通のサイズの切符より倍近く横に長くて、
　　　その長くなっている部分に付近の名所のイラストがついている―
を買って行ってたんです。

ジャーン!!　…と普通ならココでその写真が登場するところなんですが、ありません(笑)。
ホンマにユルいですね、このブログ。f(^_^);

いや、家のどこかにはあるんですが、ここ２，３日、あまりヒマも無かったにもかかわらず、
それなりにガンバって探してみたんですが、見つからないんですよね。
我ながら困ったモンだ。
明日、いやもう今日や。更にガンバって探します。

さておき。

網走駅から国道39号線を内陸へ向かって進み、網走湖へ。
かなり大きく、静かで景色の美しい湖でした。
本当に街のすぐ近くに、こんな静かな空間があるんですね。

実は近県の滋賀でも、大津という街のすぐそばに琵琶湖という湖があるんですが、
またこの感じとは違うんです。

大津は街と湖が連なっていて、景色は一体化している感じなのですが、
網走の街と網走湖は、さほど離れていないのにまるで別世界。

大阪近辺では味わえない感覚です。

何かこういうのが「旅してるなぁ。」と思わせてくれる瞬間です。
今でも旅する人たちに、このような感じを与えてくれているんでしょうか。

網走湖畔。　思いっきり逆光(笑)。タケのカメラ、かなり性能いいんですが、さすがにヤラれました。

このあと網走刑務所に向かったのですが、…大丈夫かなあ。
ちょっとマズイかも!?　ということをやっちまったんですよ…。
更に計画した行程に無いところへ向かうことにも。

ＢＧＭ「水の影」 by 松任谷由実