原付北海道1周4,000kmリターンズ

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この悲しみをどうすりゃいいの 誰が僕を救ってくれるの

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一見爽やかそうですが、頭の中は「あ~、ガソリンどうしよ。」


1984(昭和59)年7月9日 Part1 能取駅~網走駅~網走刑務所~網走湖~北見~阿寒湖 約170km

えー、先に言うときます。
期待して下さってる方もいらっしゃるのですが、この日は写真がほとんどありません。
いろいろあって、写真撮ってるような状況にない時間を結構過ごしたからなんです。
そのため走行距離も伸びていません。そのあたりはあしからずご了承ください。


では、第9日目のスタートです!


とりあえず今日まずやらなければならないのは、スタンド探し。
国道やからといって、そうそうスタンドが簡単に見つからないのはわかってはいましたが、
まー、見つからないこと(笑)。

実は前日、能取駅に着く直前には、すでにかなり危険な状態になっていまして、
走っていてもノッキング(エンジンが息をついて車体が揺れるような状態)を起こしていました。

ちょうど『どうでしょう』の「原付東日本」の中で、
三国峠を越えて新潟に入る時のミスターのバイクのような状態です。
もうホンマにだましだまし。

前日スタンドがなかった状況を知っているタケも、
さすがに今回は非常に心配してくれ、「スタンドまでは燃費走行で。」
ということで焦る気持ちを抑えながら、制限速度でゆっくりと(いつもですけど(笑))、
網走方面へ向かいました。


朝走り出す前にかなり車体を揺らして、
かすかにタンクに残ったガソリンをポンプに落としたのですが、
もうかなりヤバくて、まるで居眠りをするように、
スーッとエンジンが止まりかける現象が現れ始めました。


いよいよまた押さなイカンか、と覚悟を決め始めた時、まるで砂漠のオアシスのように…

ま、行ったことないんで想像に過ぎませんが、たぶんそんな感じでしょう(笑)。

改めて。…オアシスのように1軒のガソリンスタンドが!!


もうね、後光射して見えます(笑)。


しかし様子がおかしい。店員さんが誰もいないんです。
開店時間を意識して、少々ゆっくり目に出発したんですが。
よく探しても誰もいない。

もうマンガ並みですよ。人生でそうそう経験ないことですが、血の気が引く音がしましたもの。
あわてて事情を聞くために隣に立っていたお家を訪ねると、そこはスタンドの方の住居でした。


「あー、今日定休日なんですよ。」


!!!


BGM「大迷惑」 by UNICORN