原付北海道1周4,000kmリターンズ

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不安ばかりの夜だった。

1984(昭和59)年7月8日 Part5 層雲峡~温根湯温泉~中湧別~サロマ湖~能取駅 約220km

前回書きましたとおり、汽水湖サロマ湖では、湖が海とつながってる部分があるんですね。

イメージ 1
確か私たちが行った時には、「ワッカ」のあたりで、もう1カ所切れてるところがあったはずなんですが…。
時の流れ…ですねえ。(出典:マックスマップル北海道道路地図(昭文社))

サロマ湖砂州(さす=砂が堆積してできた細長い土地。これによって海と湖が切り離されます。)
にある、非常に眺めのよい「竜宮台」から更に先へ進むと、その海と湖の境目にたどり着きます。

このあたり、確かバイクでは入ることができませんでした。
前回の写真でも歩いてるぽかったでしょ?
まあ行って行けなくはないんでしょうが、道路がなく砂地なんですね。
タケのMRならともかく、私のRGではどうしようもありませんでした。

イメージ 2
砂州の向こう側の先端、見えるでしょうか。

潮の満ち引きによって、ここでは海から水が流れ込んだり、湖から流れ出したりというのが見られます。
ずっと眺めてても飽きないのですが、さすがに時間のこともあるので、バイクを置いたところまで戻り、
国道238号線サロマ湖に沿って東に進み、カーリングで有名な常呂町へ。

この頃はカーリングは知りませんでしたねー。今や日本も世界の強豪ですからねー。スゴいです。


一方、実は私のバイク、またまたピンチに見舞われていました。そう、またまたガス欠の危機(笑)!
いや、今やから笑ってられますけど、当時は真っ青ですよ。
今度ガス欠なんかなったら、タケにブン殴られるかもしれませんから。

でも私もそこまでのアホではありませんので、もちろんガス欠には注意していたんです。


しか~し。


サブタンクに切り替えてからというもの、
現れるスタンドというスタンドすべてが休業日なんです。


この日は実は日曜日。


そう。昔の状況を知る方は覚えておられるかもしれませんが、
当時はスタンドって日曜休業の店が圧倒的だったんです。

何とかだましだまし能取駅に着いたところで、この日は日没に。
この先のキャンプ場のアテもないので、2度目の駅寝と相成りました。


しかし明日、早い段階でスタンドが見つかるかどうか、不安やなあ…。


★ 国鉄能取駅待合室 泊 ★


BGM「JEEP」 by 長渕剛