線路の上に寝っ転がって、胸の上で手を組んでいますもので。

1984(昭和59)年７月８日　Part４　層雲峡～温根湯温泉～中湧別～サロマ湖～能取駅　約220km

観光と風呂でそこそこ時間を使ってしまったので、
温根湯温泉を後にしたのは午後３時頃だったでしょうか。

国道39号線で留辺蘂に向かい、そこから242号線に入り、
ご存知「サイコロ４」のだましで使われた生田原へ。
その後遠軽を経て上湧別町へ入り、中湧別の街までやってきました。。

中湧別から更にオホーツク海に向かって湧別という駅までの、
当時確か２往復／日という超ローカル線があることを何かで知って、写真を撮りに行きました。
それがこれです。

イイ感じのまっすぐな線路です。これなら鉄チャンでなくても撮りたくなりますよ、ねえ(笑)。

もう一枚撮ったのですが、若干不謹慎なため自主規制いたします。

そのあとごく近くの北海道最大の湖、サロマ湖に向かいました。

サロマ湖はラグーン＝潟湖(ｾｷｺ)と呼ばれるタイプの湖で、簡単に言えば元々海の一部だったところが、
砂州の成長などによって切り離され湖化したものなんです。

なので水は海水と淡水(川の水)の混じった「汽水」になりやすく、
海の幸や湖(淡水)の幸が同時に獲れるという特長があります。

そのような理由で、ここサロマ湖も漁業が盛んで、
ホタテなんかは驚くほどの大きさのものが獲れたりします。

本当はもっと美しいんですよ。写真が古くなってしまってますからねぇ。

砂州の上の道を５kmくらいバイクで進むと、
もうかなり砂州の先端で、灯台のある竜宮台というところに着きます。

そこから更に砂州の先端に向かうと、こんな感じです。

いや～、この荒涼とした感じがたまりません(笑)。Viva荒涼(笑)。

更に砂州の先端に向かっていくと…。

BGM「White Lagoon」 by 高中正義