原付北海道1周4,000kmリターンズ

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それは素敵な飲みもの。

1984(昭和59)年7月6日 Part6 礼文島稚内宗谷岬 約32km

更新の日付が昨日に間に合いませんでした。
職場の忘年会でついつい帰りが遅くなりまして(笑)。


さておき。


Part5でご覧いただいたとおり、稚内市清浜の「間宮林蔵渡樺(=樺太)の地」の前で写真を撮り、
宗谷岬で地理学専攻の私TDにとっては大先輩の、間宮林蔵氏とツーショットの写真を撮り、
「最北端の地」の碑の前で写真を撮り…、なんてことをやっていると、
そこそこ日も暮れていい時間になってしまいました。

しかもバイクでずーっと走りながらなので、…寒い。

Part5の写真でもお分かりのように、2人とも皮ツナギ等は着ておりません。
タケはそれほど厚手ではないジャンパー、TDは前年の冬に買ったスキーウェア(笑)を着ています。

「いくら北海道でも、夏やしこれで充分やろ。」

…甘かった。日中はいいのですが、日がかげると寒いこと。
そこで2人は宗谷岬を離れてバイクを走らせ、何か暖かいものを売っている店を探しに行ったわけです。
しばらく行くと、あったあった。やはりと言うか何と言うか。
その名も「日本最北の売店・柏屋」さんでございます。

軽く震えながら店に入り、「すみませ~ん。うどんか何か温かいものありませんか?」
と声をかけると、奥から「うどんは置いてないな~。」と言う声とともに足音が近づいてきます。
思わず私が「いや~、寒いですねぇ。」と言うと、
「寒い? バカ言っちゃいけないよ。」と笑いながらご主人登場。


クレープのシャツにステテコ。=(バカボンのパパ)-(ハチマキ+腹巻き)。


ま、状況が状況ですから、私らが特別に寒がってただけなのかもしれませんが、
でも明らかに格好が違いすぎました。
北海道の方ってやはり寒さに強いんでしょうね。北海道在住の方、ご意見お待ちしています。

「コーヒーならあるよ。」ということでホットコーヒーをいただき、
(ミスターのような駄洒落でも何でもなく)心の底から“ほっと”しました。美味しかった~。

その後これもやはりと言うか、気さくなご主人からいろいろな話を伺いました。
中でも印象に残っているのが、「家族対抗歌合戦」(タイトルあいまいです。すみません。)
に出演されるので、半日かけて東京のテレビ局まで行くという話をされたことです。
確かオンエアは見せてもらったように記憶しています。


ご主人、お元気かなあ。会いたいなぁ~。


話は尽きないのですが、こちらもそろそろ寝床を確保しなければいけない時間になりました。
さて、近くにキャンプ場も無さそうやし、もう外は真っ暗。どうしましょ。


★ 宗谷岬○○泊 ★


BGM天才バカボン「コーヒー・ルンバ」 by ACOUSTIC CLUB