原付北海道1周4,000kmリターンズ

Yahooブログから引っ越してきました。よろしくお願いします!

しきたりを知らなかったもので。

1984(昭和59)年7月5日 Part3 稚内利尻島[鴛泊(オシドマリ)~オタドマリ沼~沓形(クツカタ)] 約40km

♪や~って来ました、利尻島

某パチンコメーカーのテレビCMのようなメロディーが、頭に思い浮かんでしまいますが(笑)。

ついに渡ってしまいました、最果ての島の一つ利尻島
イメージ 1泊港に入港!
写真はフェリーから見るベシ岬

何がいいかと言ってこの島。もちろん一級の観光地なのですが、
走ってくださいと言わんばかりの、島内周回道路!
これは本当に楽しいです。バイク最高!
しかもやっぱり手荷物+2等料金で、超格安。原付最高!

しかも島の人がメチャ優しい。
イメージ 2こんなことしてても大丈夫。
交通量は少なかったですねぇ。

実はこの写真を撮るにあたって、TDがファインダーを覗き、
タケの位置を細かく指示していたのです。
「もうちょっと右かな~。そうそう、そのままもう2,3歩下がって~。
はいOK! あ、車や、どいてどいて!」
みたいな感じで手を振った瞬間、その車がスーッとTDの方へ。

「どこまで行くの?」

へえ~、気さくなひとやなあ。わざわざ停めて話しかけて来はったわ。
「…沓形のキャンプ場まで行こうと思ってるんですけど。」

「あ~、それは逆方向だわ。ごめんね~。」

「????…あ、はい。どうも。」何のこっちゃ。


写真を撮り終わったあとのタケとの会話。

「なあ、さっきの車の人と何話してたん?」
「『どこまで行くん?』『沓形まで』『あ~それは逆やわ、ごめんね。』って。」

※ え~、すみません。解説しますと、大阪人は第3者に会話の内容を話す時に、
 あまりかいつままずに、会話を再現するようにしゃべる、
 しかもそのときに関東の人であろうが、北海道の人であろうが、
 おそらくアメリカ人やロシア人であっても、関西弁に翻訳されてしまう、という傾向があります。

「…ヒッチハイクしてる人やと思われたんちゃうか? 手振ってたもんな。」
「あ、そうなんや!」


やっと理由がわかりました。


おにぎりあたためますか」を見ていても、やっぱり北海道は停まってくれはる人多いように思います。
あったかいですよ。北海道の人。

路肩にバイクが停めてあったし、三脚に立てたカメラの横で手を振ってる、という、
よく考えたら不自然な状況ではあるんですが、
困ってるぽい兄ちゃんが手を振ってるのが、それだけが目に入って、
近づいて来てくださったんでしょうね。

乗せてもらえてお話ができたら、またそれはそれで楽しかったんでしょうね~。
今度もし機会があれば、ぜひ乗っけてください。

BGM「Take Me」 by CASIOPEA