原付北海道1周4,000kmリターンズ

Yahooブログから引っ越してきました。よろしくお願いします!

でも、まっすぐの道はとても気持ちよかった。

1984(昭和59)年7月4日 Part1 札幌~新十津川 約80km

え~、見に来ていただいている方、毎度毎度申し訳ありません。
先週は体調を崩して寝込んだりしておりまして、更新がほぼまったくできませんでした。
まずはお詫びを申し上げます。

え? たまたま来ただけでそんなに期待してない? いえいえ、それでも結構ですよっ!
見ていただくだけで感謝!です。


で、本日は。やっと本格的に走り出した2人の珍道中、トクとお楽しみを!


…と言いたいところなんですが、世の中そうそう毎日面白いことが起こるわけではございません。

本当はもっと細い道やなんかを、地図を頼らずに行けば面白かったかもしれないんですが、
何しろ長距離ツーリングに、そんなには慣れていない2人(TDに至っては初めて(笑))だったので、
何かあったときとか、幹線道路沿いのほうが都合がよかろう、ということで、
ごく普通に国道275号線を北上いたしまして、何事もなく最初の休憩地、新十津川町に着いたわけです。


実はこの新十津川、近畿出身の私たち2人にとっては、すこ~し縁のある町であります。


十津川村奈良県南部、何と県の1/6の夢旅人…、ちゃうちゃう(笑)。
県の1/6の面積を占めるという、日本で一番広い“村”であります。

TDも昔、大阪から紀伊半島を車で縦断しようと思って、山の中の国道
(←どうでしょう・四国班がいつも大騒ぎしているような道です)を延々2時間以上走って、
やっと十津川村の端(北海道ならカントリーサインが立っているようなところです)に着いたとき、
標識に「十津川(←村役場の位置です)77km」とあるのを見て、泣きそうになったことを思い出します。

時は1889(明治22)年、そんな十津川村を村史上最大と言ってもいいような大災害が襲います。

豪雨にともなう地すべり・土砂崩れなどで、十津川集落がほぼ壊滅したのです。
そんな中生き残り、わずかな希望を持って北海道に移住したこの村の人びとが、
現在の新十津川町付近に入植し、村を開拓し、そこに住み着いたということなのです。

そんなわけで新十津川の町章と十津川の村章は、同じものが使われているそうですし、
それぞれのHPには、お互いリンクを貼りあっています。

何か新十津川の紹介だけやし、十津川村も面白い所やエピソード満載なのですが、
それはまたの機会にさせていただいて。

あまり長いのもアレですので、一応Part1はここまでとさせていただきます。


続いてはPart2!


BGM「Frontiers」by JOURNEY