原付北海道1周4,000kmリターンズ

Yahooブログから引っ越してきました。よろしくお願いします!

流れ者がふらりと入ってきそうな店が似合う街だった。

1984(昭和59)年7月3日① 小樽~札幌 約40㎞

午前5時、小樽港到着。ついにTD北海道初上陸!(ちなみにタケは前年に上陸済みでした。)

イメージ 1北海道初めての街、小樽。残念、どんよ~り。


天気が悪かった、ちゅーのもあるんでしょうけど、
小樽ってまー何と暗くて沈んだ街なんや、と思ったものです。

早速朝ごはん♪ JR駅すぐの「三角市場」へ。
朝っぱらからラーメンですよ。今の年齢では考えられませんが(笑)。
当時は若かったですから、ペロッとたいらげた覚えがあります。
実際うまかったですし。あ~、また行きたい。

イメージ 2
駅前で1枚。タケに許可を取っていないので、
顔がわからないように写真が小さいです。
ごめんなさい~。

それから小樽運河へ移動。

当時は現在のような観光スポットではなく、まさに「産業遺産」の様相でした。
しかも近々埋めてしまうという話もあり、一応見とこか、ぐらいの感じで見に行ったのでした。

イメージ 3これどこ? と思う人も多いでしょう。現在の雰囲気とはまったく違いますね。比較の写真は載せませんが。


さ、寂しい。何じゃこの寂寥感は。上陸していきなりがこれか~。と正直思いました。

昔ゴールドラッシュで栄えたけれど、落ちぶれてしまった西部の街。
…とまでは言いませんが、何か通じるものがあるような、元“北のウォール街”。

けど街を走ってみると、落ち着いた感じで結構気に入ったりもしたのですが。

オルゴール館や石原裕次郎記念館なんて、もちろんありませんでしたし、
北一硝子はあったんでしょうけど、北海道初心者の私の意識には、
観光地としての小樽は全く引っ掛かりませんでした。

そんなこんなで、割合あっさりスルーしてしまった小樽の街。
その後何回か行くうちにどんどん観光地としての顔が整い、
どんより暗いイメージはほとんど無くなり、洗練された感じになっていきましたが…、

この頃の小樽もやっぱり懐かしいですね。

BGM「Desperado」by EAGLES