Get on the right track You never look back, do you ?
「原付北海道」（ ※ 申し訳ありませんが完全にネタバレなので、限定公開とさせていただいています。）
のときにも書きましたが、新日本海フェリーさんのＨＰをまた今回見て、改めてビックリしました。
「原付北海道」の時には消えていた懐かしの航路、敦賀～小樽間が、特定日ながら復活していたのです。
何か忙しいなぁ、新日本海フェリー(笑)。
前回見たときの航路図です。
航程が19時間強に短縮されていて、すごく早くなったな、と思って、見た図がコレ。
明らかに青森上空を…。
いやいや(笑)。
ま、それはともかく。
敦賀～苫小牧東間やったんですね。
で、最新の航路図は
敦賀～小樽間の航路が復活したことを示しています。
それでも21時間前後で小樽まで着くようなので、やはりジェットエンジンが…(笑)。
当時の航程は２日目が丸々24時間あり、これが何とも退屈だったんですね。
金が無いので、リッチに、というわけにもいかず、
かといって２等船室の雑魚寝のコーナーでは、ずっと寝転がってるとあちこち痛くなってくるし、
ガイドブック読めば船に慣れてないので酔いそうになるし、でホンマに何もできず退屈でした。
というわけで、特に意味もなくデッキに立ってみたりなんかするワケですね。
左から３人目の、赤っぽい服が私（＝ＴＤ）です。
そんな時。船内である映画が上映されるとの放送が。
バイクで北海道を！ と考えているむさくるしい(笑)連中が、わらわらと集まって来ます。
そして始まる「汚れた英雄」。
「原付東日本」で、大泉さんがこの曲をバックに流してほしい、と言ったのを聞いて、大笑いしてしまいました。
やっぱりこの曲（映画）とバイクって、結びつくんやなあ、と。
明日には北海道を走り出すバイク乗りたちが、食い入るように見ていました。自分も含めて。
北海道を疾走する自分の姿が、それぞれの頭の中のスクリーンにカッコよく映っていたんでしょうね。
タ：いやぁ～。ご無沙汰。仕事が忙しくて参ったわ。しかし「汚れた英雄」は覚えてないなぁ。大きなプロジェクタ ーで仕事人（笑福亭鶴瓶も出てたで）を鑑賞したのは車のとき（注：タケとＴＤはこの２年後に車で札幌近辺 に行っています。）やったかな？
Ｔ：え？ 逆にオレは「仕事人」は覚えてへんわー(笑)。
「プロジェクター」やなくて、映画（＝スクリーン）とちゃうか？
そんなハイテクなもん、その頃にはなかったやろ。
タ：いや、確かプロジェクターやったと思うけどなー。３ツ目のヤツ。
T：あー、そんなんあったかもなあ。もっとローテクの時代やと思ってたから(笑)。
タ：そうそう、話は変わるけど、ローテクといえば船内の給湯器！
Ｔ：あははっ。給湯器ねー。あれは世話なったよな～(笑)。旅行中はカップ麺ばっかり食うてたもんなー。
タ：貧乏そうな（わしらもやけど(笑)）お兄さん方が、カップ麺をあちちと船室に持って入ってくるのを発見。
それらしい兄さんの後を付けていくと、そこには給湯器が！
Ｔ：いや～、往路では買い込んで乗るなんて、そんなアタマ働いてなかったと思うで(笑)。
タ：しっかりそれを利用して、主食がカップ麺と食パンの旅が始まるわけですよ。
Ｔ：ホンマによう食べたよなー。かなりの数やったんちゃう？
タ：僕は幼年のころから、オバＱの小池さんを見て育ち、ラーメンの汁も残さず飲み干しておりました。
当然、この頃も、そして３０台後半までも…。モッタイナイ精神であります。
Ｔ：うんうん。
Ｔ：うんうん。
タ：が…、４０を過ぎたあたりから血圧が上昇し出しまして…。
Ｔ：あー、一緒やねぇ(笑)。
タ：今や泣く泣くラーメン、うどん、そば、の汁は（少しは…）残すようになりました。
Ｔ：ゲッ！ 残してへんわ(笑)。ヤバイんかなぁ。
タ：ヤバイで～。人間、摂取する塩の量は決まっているようなモンらしいで。
僕はこの旅でその量（持ち分）をかなり使い込んでしまったようで…。
Ｔ：えぇ～っ！ 一生の摂取量が決まってるんか!?
余分三兄弟の塩分をカリウムで排出すると言うことやね。バナナを食べときなさ～い！
Ｔ：バナナってカロリー高いんちゃうん？
タ：えっ？ 太る心配？ それやったら野菜、トマトジュースがお手軽やで。
トマトは前立腺がん防止の効果が期待できるらしい…。
あ～、中年オヤジの会話やな(笑)。まっ、汁は飲み干さんこっちゃね。
T：そうか～。残した方がエエのか。けどカリウムで塩分出るんやな。知らんかったわ。
まあさすがに最近は、カップ麺ばかり食うこともなくなってはいるけどな。
でも時々無性に食いたくなるやんな。
タ：カップ麺はやめられまへ～ン(笑)！
