タフな笑顔の 仲間となら乗り切れる
前回は下船してからあとの話だったのですが、
今回は少しだけ逆戻りして、舞鶴港到着時前後の話をしたいと思います。
今回は少しだけ逆戻りして、舞鶴港到着時前後の話をしたいと思います。
それは…
「王将の餃子」!!! (笑)
※ 写真出典「王将HP」より
いえいえ、額とかの問題やないんです。
私らビンボー学生にとっては贅沢やったんですね。
安くて美味しい餃子を、満腹になるまで食う、というのが。
私らビンボー学生にとっては贅沢やったんですね。
安くて美味しい餃子を、満腹になるまで食う、というのが。
もちろんこういう場合は、家に帰って母の料理を、というチョイスも大アリなんですが、
何しろあと130km走らなダメですから、たぶん家までおなかがもちません。
何しろあと130km走らなダメですから、たぶん家までおなかがもちません。
で、2人の財布を確認したんです。餃子何皿食えるかな~♪
タケの財布は………じゃーん!
138円!
あら(笑)? こりゃ厳しいですね~。
それではTDの財布………じゃーん!
まさかの21円!!
合わせて159円!!!
餃子が確か1皿150円やから♪ 2人で1皿♫
『一杯のかけそば』みたいや~♪
…ってそんなコトしたら電話もかけられへん(笑)。
しゃーない、断念するか。
いや待て。銀行から引き出したらエエやん。
小樽では「船ではどーせ遣わんし。」とかって、油断してて引き出さなかったけど、
こんなに持ってなかったとは(笑)。
こんなに持ってなかったとは(笑)。
でもまあ舞鶴も銀行ぐらいあるやろ。(←失礼)
到着予定時刻は17:00。
銀行のATMは、今でこそ24時間開いてるようなところもありますが、
当時は5時のところもあったし、遅くて6時というのが主流だったと思います。
当時は5時のところもあったし、遅くて6時というのが主流だったと思います。
1時間あったら余裕やん。
で、到着の20分くらい前から、気合十分で車両甲板に下り、
愛車にまたがり、手袋をつけ、ヘルメットをタンクの上に置き、準備万端!となりました。
愛車にまたがり、手袋をつけ、ヘルメットをタンクの上に置き、準備万端!となりました。
これまで乗ったフェリー4航路では、まずバイクを先に出してくれたんです。
なのでそのつもりでバイクから先に出るものだと思っていたら、
なのでそのつもりでバイクから先に出るものだと思っていたら、
…待てど暮らせどGOサインが出ないんです。
予定通りに到着し、10分経ち、20分が過ぎても。
予定通りに到着し、10分経ち、20分が過ぎても。
「まー、まだ間に合うか。」
30分経ち、40分経っても。
「お~い、どうなってんねん!?」
ついに時計は6時を指し、1時間待たされても船を下りることはできませんでした。
この時一体何でこんなことになったのか、ということは、今となっては知る由もありませんが、
いや、これにはホンマ参りました。
この時一体何でこんなことになったのか、ということは、今となっては知る由もありませんが、
いや、これにはホンマ参りました。
結局6時20分くらいまで待たされましたかね~。
ようやく下船した時には、舞鶴のATMというATMはすべて閉まっていました。
ようやく下船した時には、舞鶴のATMというATMはすべて閉まっていました。
(全部行ったわけではないんですが(笑)。そんなもん、推して知るべしです。)
そーなると今度は、餃子はまあエエとして、
2人で160円弱で、何かあったらどうすんねん、
…ということが頭をよぎり、急に怖くなったのを覚えています。
…ということが頭をよぎり、急に怖くなったのを覚えています。
もちろん超安全運転で、空腹を抱えながら、何とか無事に家まで帰りましたが。
こういうときに限って、目に付くんですよね。
「餃子の王将」の看板(笑)。
探してる時はなかなか見つからんくせに。
家に着くまでに3回見ました。
まあ2人いたということで。
「アイツもガマンしてるんだ! 今までもいろんな難関を突破してきたじゃないか!」
と、なぜか標準語で(笑)独り言を言いながら、何とか最後の難関を乗り切りましたが。
後日王将にリベンジを果たしたのは言うまでもありません。
BGM 「1/6の夢旅人2002」 by 樋口了一