原付北海道1周4,000kmリターンズ

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古い夢は 置いていくがいい ふたたび始まるドラマのために

1984(昭和59)年7月16日 Part3  百人浜キャンプ場~襟裳岬~様似~門別夢民村~ウトナイ湖勇払原野
                                                  ~苫小牧~支笏湖・モラップ~仲洞爺キャンプ場  約330km

 
日高は「夢民村」で暖かいおもてなしを受け、そろそろ出発、
という頃になって、ようやく雨も止み間が見えるようになって来ました。

それでもまだまだカッパは離せませんし、原付ツーリングには厳しい状況が続きます。
そして夏休み時期の北海道といえば、今でもそうなんでしょうか、「道路工事」なんです。
これも原付にはキツい条件です。『初田牛の悪夢』を思い出します。

そんなわけで軽快とは言いがたい走りではあったのですが、
私の気分は結構上々でした。
その理由はこの後訪れたウトナイ湖周辺の「勇払原野」だったのです。

この頃からさらに15年近く前の話ではなかったかと思います。
NHKのスペシャル番組で、北海道最後の定期運行のSLを特集していました。
このときに画面に映っていたのが、勇払原野をバックに疾走するSLやったんですね。
 
で。その映像を見て、ハマってしまったんです。
普通の小学生の男の子ならSLに来るところ、何と勇払原野に(笑)。

「自分でもここ走りたい!」

子供の頃からの夢がついにかなう瞬間でした。
沼ノ端(ぬまのはた)付近から国道234号に入り、遠浅(とあさ)、
早来(はやきた)から西へ折れて、美々(びび)の付近から再び苫小牧方面へ。

最っ高でした。

よくもまあ、タケもケツぐしょぬれの状態で付き合ってくれたものです。
改めて深く感謝。
今はどうなのかわかりませんが、当時はまだまだ原野の風情たっぷりでした。
結局時間がなくてウトナイ湖には立ち寄れずじまい(のちの旅で訪問することはできましたが)。
久々の都会、苫小牧に向かいました。

ワタクシ的には、機関車といえば、これなんですよね。

BGM「銀河鉄道999」 by Godiego