原付北海道1周4,000kmリターンズ

Yahooブログから引っ越してきました。よろしくお願いします!

そー言えば少し、飛んだような気が…。

1984(昭和59)年7月4日 Part4 増毛~留萌~築別 約75km

イメージ 1留萌駅
タケ、イチオシのはずのきしめんは「マズなってる!」。
せっかく行ったのに、残念!

留萌で腹ごしらえをしたあと、一路今日の宿泊地羽幌町へ。

車を運転される方々に質問です。

居眠り運転をしたことがある方! ハイ!

あ、結構いらっしゃいますね。私も最近は車に乗ることがほとんどですが、
やはり居眠り運転の経験は多々あります。

中でもいちばんヤバかったのが、大学の後輩たちと、
東京の大学に就職した先輩の家に、遊びに行った時のこと。
0時大阪スタートで、夜中じゅうかけて、なるべく有料道路を通らずに東京まで行こうとした私たちは、
(何で若いヤツってこうバカなんでしょ(笑)。)
それでもガンバって静岡県掛川市付近までは1号線を走っていましたが、
朝になってしまったので、後の時間のことを考えて、仕方なく(笑)東名高速に乗りました。

私は当時、軽自動車のダイハツ・クオーレに乗っていたのですが、
これに後輩を3人満載し、「静岡県長いな~。」とか思いながら、運転しておりました。
すると突然耐え難い睡魔が襲ってきたのです。高速道路って単調ですもんね。

「こらヤバい!」と思って周りを見渡しても、全員爆睡してやがる始末。
仕方なくカセットの音量を上げ、ええ、忘れもしませんよ。
爆風スランプの「Runner」を大声で歌いながら、運転しておりました。

1番を歌い終わったトコロまでは、確かに覚えていました。
次に気が付いたらその曲、

…終わって次の曲になってたんですね~。


あー、怖っ!!


おかげでギンギンに目が覚め、事無きを得ましたが。


それに勝るとも劣らないのが、このときでした。
…もうお分かりですね。はい。私原付を運転しながら居眠りしました。m(_ _)m

当時こういうブログなるものがあったとして、
旅先のリアルタイムでこんなことばっかし書いてたら、間違いなく検挙ですね。よかったよかった。
Viva時効。(重大犯罪の時効反対運動されてる方には、深くお詫びいたします。)
 

さておき。

実はほぼ時間を空けず2回も居眠りしたんですね。ヒドイ話です。
長距離走行に慣れていない体には、ホンマこの午後はキツかったんでしょうねぇ。

国道232号線。地図を見てもらうと、もしくは走った方々はわかると思いますが、
海が見える、非常に気持ちのイイ道なんです。
気持ちが良すぎてついついウトウトした私のバイクは、ツーっと右へ寄って行き、
センターラインを越えて反対車線に入ったわけです。

ここで滋賀の悪夢を思い出すような、鬼のようなトラックのクラクション!
かなり早くから鳴らしていただいたので、難を逃れた私のバイクは元の車線にスーッと戻り…、

このタイミングでまた寝たんですね。なんちゅーやっちゃ。我ながら信じられませんが。
でも事実はそうなのです。

そのままわさ~っと、道路からズリ落ちて、土手から草むらにまっさかさま!

体を車体の下から引っ張り出すと、近くで畑を耕しておられたご夫婦から、
「大丈夫かね~?」というのどかな声が。ドラマでもこんなシーン、わざとらしくてやれへんで。
とか思いながら「大丈夫です~。」と緊迫感なく答えてしまいました。
幸い左手の小指を軽く捻挫しただけで、運良く助かったので本当によかったです。
深い草むらのおかげで命拾いしました。

落ちたときは「何でガードレールないねん!」とも思いましたが、
…あったらもっとひどいケガしてたでしょうね~。


このときタケはホンマにビックリしたそうです。
分岐路もないまっすぐの道で、急にバックミラーから私が消えたんですから(笑)。

慌てて戻って来てくれましたが、あわれ私は草むらの中。
一緒にバイクを引きずりあげながら、「何でコイツと旅することにしたんやろ。」
という、もう旅を始めて何回目かの後悔をしていたんやろうな~、と今となっては思います。

イメージ 2今は泊まれる待合室も減ったようです。
羽幌線もとっくに廃線になってますし。

国鉄羽幌線 築別駅待合室 泊★

BGM「Fly」 by SMAP