最年少チャンピオンのさすがの底力。
2012 F1 World Championship
4/22 第4戦 バーレーンGP
優勝/PP/FL:セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
今日もまた、BSフジでの中継までに間に合うかどうか、みたいなことになってます(笑)。
前回ちらっと述べましたが、ついに来ました、セバスチャン・ベッテル。
昨年まで2年連続チャンピオン、最年少チャンピオンの記録(23歳134日)を持つベッテル。
2位に大差をつけてチャンピオンになった昨年ほどは、今年は楽はできないとは思いますが、
さすがに最強ドライバーの1人である実力を発揮し始めました。
3位グロージャン(右)
チーム・ロータスのドライバーです。
あ、まあグロージャンでもエエんですけどね(笑)。優勝してくれたら取り上げますよ!)
これでジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソに続き、今年3人目の、チャンピオン経験者の勝利となりました。
この3人の元チャンピオンも、虎視眈々と勝利を狙っていることでしょう。
面白いシーズンになってきたな~。
一方の可夢偉選手は、予選12位、決勝13位。
タイヤの性能低下が早かったようで、ストレスたまるやろうな~、というレースでした。
※ 今回ハミルトンは、「予選終了後に燃料検査に必要な燃料を提出できるだけ燃料を搭載していなかった」
という違反のペナルティで、予選最後尾に下げられたそうです。う~ん、これはチームのミス!
さて、今回取り上げますオールド・ドライバーは、
私がF1にハマり始めた頃に
最年少チャンピオンの記録をもっていた、
1972年、エマーソンがJPSカラーのロータス72Dを駆り、
ワールドチャンピオンになったのが25歳273日。
2005年にアロンソが24歳58日で記録を更新するまで、
何と33年にわたって記録を保持していました。
右の写真はロータス時代のエマーソン。
後ろに当時のロータスの総帥、
コリン・チャップマンが写っています。
当時の写真って、白黒が基本やったんですかねぇ(笑)。
1973年のシーズンも、エマーソンにはチャンピオンの可能性があったものの、
肝心なところでチームの全面的なサポートが得られず、
結局エマーソンはチャップマンに対する不信感を持つようになります。
そして翌1974年にはマクラーレンに移り、2度目のチャンピオンを獲得します。
残念ながらマシンの競争力不足のため、時に光る走りを見せるもののついに優勝はできず。
その後1996年(49歳!)まで現役ドライバーを続け、CARTの年間チャンピオンやインディ500での優勝など、
栄光の日々を取り戻しました。
エマーソン・フィッティパルディ Emerson FITTIPALDI (ブラジル)
フィッティパルディ(1980)
144戦14勝 PP6回 FL6回 281ポイント ※ 出典:Wikipedia
[追記] 第5戦スペインGPは、ウィリアムズのパストール・マルドナードが初PPから初優勝。
ウィリアムズ・チームとしては、2004年第18戦のブラジルGPで、
ファン・パブロ・モントーヤが優勝して以来の勝利です。今年はホンマ大混戦やなぁ~。
可夢偉選手も5位入賞、おめでとうございます! 次戦はぜひ表彰台を!
というわけで、次回はジョーンズ? ロイテマン? ピケ? マンセル? 選択肢が多い~♪