十津川村のこと Part1
ウチのメイン企画であります、「原付北海道一周リターンズ」。
本来であればボチボチ進めて行きたいところではあるんですが、何しろ2人の共同作業です。
こちらがヒマならあちらが忙しく、こちらが忙しければあちらが忙しい(笑)、
(要はタケがずーっと忙しいのです。倒れるんやないでぇ、タケ。)
ということで、なかなか話が進みません。
それはワタクシ的には全然かまわないのですが、
そんなこんなしているうちに、次回取り上げるはずだった「新十津川町」と、
そんなこんなしているうちに、次回取り上げるはずだった「新十津川町」と、
そこで、今回は原付旅の話から少し離れて、
題して「原付北海道:スピンオフ 十津川編 Part1」 をお送りいたします。
北方領土を除けば、日本で一番広い“村”であります。
ついつい1/6と言えば違うモノを思い浮かべてしまいますが(笑)。
TDも昔、大阪から紀伊半島を車で縦断しようと思って、山の中の国道
(←どうでしょう・四国班がいつも大騒ぎしているような道です)を延々2時間以上走って、
やっと十津川村の端(北海道ならカントリーサインが立っているようなところです)に着いたとき、
例の青い標識に「十津川(←村役場の位置です)77km」とあるのを見て、
(←どうでしょう・四国班がいつも大騒ぎしているような道です)を延々2時間以上走って、
やっと十津川村の端(北海道ならカントリーサインが立っているようなところです)に着いたとき、
例の青い標識に「十津川(←村役場の位置です)77km」とあるのを見て、
泣きそうになったことを思い出します。
村の端から役場まで77kmですよ!
ま、北海道の方なら「当たり前じゃないの?」とか思われるかもしれませんが。
本州の小さな自治体に住んでる人間としては、とんでもない大きさなのです。
本州の小さな自治体に住んでる人間としては、とんでもない大きさなのです。
時は1889(明治22)年、そんな十津川村を村史上最大の災害が襲います。
豪雨にともなう地すべり・土砂崩れなどで、十津川集落がほぼ壊滅したのです。
そんな中生き残り、わずかな希望を持って北海道に移住したこの村の人びとが、
現在の新十津川町付近に入植し、村を開拓し、そこに住み着いたということなのです。
そんな中生き残り、わずかな希望を持って北海道に移住したこの村の人びとが、
現在の新十津川町付近に入植し、村を開拓し、そこに住み着いたということなのです。
そのときの災害の規模に比べると今回はましだったのかもしれませんが、
そんなことを比較するのは、今の段階では無意味でしょう。
現在でも国道が寸断され、孤立化した十津川村。
村のポータルサイトにも現在はアクセスすることができません。
一刻も早く充分な救援の手が差し伸べられることを祈ります。