原付北海道1周4,000kmリターンズ

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どこかに行きたい どうにかなるさ

1984(昭和59)年7月1日 Part1  東大阪敦賀  走行距離(TDのバイクです)152.6㎞
 
 
タケと私TD(Talking Drum)は、高校の同級生でした。

世の多くの友人たちが、そういう理由で仲良くなるのと同じように、
高1のクラスで、最初の座席が前後になったのが、会話のきっかけでした。

そしてこれもまたよくある話なのですが、
お互い性格も好みも違ったのに、不思議とウマがあったものです。

コンビニや24時間営業のお店なんか、ほぼない時代です。
その頃よくブラブラと、本当に人通りのない夜中に散歩をしながら、
いろんなことを話して、夜更かしをした仲でした。

 
いつの頃からだったか、

「大学へ行ったら、何か一生忘れられないようなデカイことをしたい。」

と、お互い話し合うようになりました。

自分で言うのもナンですが、カワイイですよねー。
思いつくデカいことのスケールの、何と小さいこと(笑)。

「原付で北海道1周」ですもの。

ちなみにもう一つの候補は東海自然歩道踏破」でした。
何とデカい…(笑)。外国に出るとかいう発想が、全くありません。

「バイクのほうが楽やろ。北海道、走ると楽しそうやし。」

そんな安易な考えもあったような気がします。
しかしそれがとんでもない思い違いであったということは、
「どうでしょう」で鈴井さんや大泉さんが苦しんでいるのをご存知の方は、
容易にご想像いただけると思います。

 
初日から、それこそ本州を脱出するまでにも、エライ事が起こりましたし。
 
 
さて、当時の構想3年以上(まあ「行きたいな~」言うてただけですけど)、
ついに「原付北海道1周」の旅がスタートします!
 
 
BGM 「どうにかなるさ」 by かまやつひろし
 
 
 Talking Drum(以下T):いや~、タケさん、お久しぶりです。
 タケ(以下タ):ホンマやね~、バーチャルとはいえ、こうやってゆっくり話するんなんか何年ぶりかな。
 T:このたびはブログを共同制作してもらえるということで、どうもありがとうございます。
 タ:いえいえこちらこそ、…って、カタいなぁ(笑)。もうちょっとユルく行こうや。
 T:そやな。そうしょうか。ところで、北海道はなんで候補に入ったんやったっけ?
 タ:高校の時の国語の先生、え~っとナントカ倫子先生…
 T:はいはい。M垣先生な。「りんこさん」って言うてたけど、ホンマには何て読むんやったかは忘れたな(笑)。
 タ:あの先生が、授業中に北大、ポプラ並木、などと話をするからアカンねん。
 T:あ~、してはったなぁ。車で郊外走ったら、信号全然ないとか。
 タ:で、それ以降ヒマつぶしに、ノートや教科書に、
   エイの形をした北海道の絵(本人注:地図ではない)を描いたもんや。
 T:その上に寝てよだれのシミとかついとったしな。
   だいたいヒマつぶしとか寝てるとか、オマエ授業中に何しとんねん(笑)。
 タ:ほっとけ(笑)!オマエかて、見るたんびに寝てたやないか(笑)!
   ところで先生、これを見ておられたら、
   先生に貸した植村直己さんの『青春を山に賭けて』を返してください!
 T:見てないって(笑)。