原付北海道1周4,000kmリターンズ

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地底(ホントは川底)探検。

2010年7月29日 Part1  安治川川底トンネル
 
 
普通に歩いていたら溶けそうなくらいの、暑い日でしたが、
大阪市此花区西九条~西区九条の界隈を、見学に行きました。

九条の商店街近辺の振興を図るグループが、見学(「味めぐり」と書いてますが(笑))のコースを設定して、
ご案内してくださいます。
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JR・阪神電鉄の西九条駅スタートで、まずは安治川の川底トンネルへ。
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 安治川で忘れてならないのが、河底トンネルである「安治川トンネル」の存在であろう。日本初の、沈埋工法によるトンネルである。
 安治川の両岸は特に往来が盛んで渡船航路も多数あったが、安治川での各渡船運航は困難を極めた。と言うのも、安治川は河川舟運の重要航路で運搬船が頻繁に行き交い、渡船はその航路を横に遮るからである。一方で船舶の高さ限界との関係から、架橋も容易でない。可動橋案も出たが、やはり舟運との兼ね合いで却下となった。
 このため昭和初期、全国でも類を見ない河底トンネルが計画された。特に渡航量の多かった源兵衛渡跡に1935年(昭和10年)から建設が始められ、戦時中供出された鉄材を受けてまで工事は進み、1944年(昭和19年)に竣工した。約14m下にある川面下の通路まで、両岸のエレベーターや階段で降りる方式。かつては人用の他に車両用エレベーターもあった(排ガス問題などにより1977年に閉鎖され、ゴンドラの入口が封鎖された状態で残されている。車両用エレベーターを閉鎖した後にスロープ型のトンネルに改造する計画があったものの、地元住民の了解が得られず頓挫したという説もある)が、安治川への架橋が進んだ現在では、歩行者・自転車用のみが両岸1台ずつ運行されている。歩行者・自転車用の通路は幅約2m、長さ約80mになっている。渡船と同じく利用料は無料で、朝夕のラッシュ時には1時間あたり約250人の利用者があると言われている。なお、エレベーター運行は午前6時から午前0時までであるが、階段は24時間開放されているので、階段を昇降可能な歩行者ならいつでも通行できる。階段にスロープはない。
 以前は防犯面などを考慮して両岸のエレベーターには運転者がついていたが、大阪市の財政難のためエレベーターを無人化にする代わりに防犯カメラが増設された。現在トンネル内の警備は民間の警備会社に委託されており、朝夕のみエレベーター内に操作係を兼ねた警備員が立っている(日中のエレベーター内は無人、トンネル内を警備員1人が巡回)。
 両岸にはエレベーターのための塔がそれぞれ立っており、JR西日本大阪環状線西九条駅~弁天町駅間の安治川鉄橋からなどの遠方でもよく見える。現在は隣接して阪神電気鉄道阪神なんば線の安治川橋梁が架けられている。安治川トンネルへのアクセスは、大阪環状線阪神なんば線の西九条駅から南へ300m。阪神なんば線大阪市営地下鉄中央線九条駅から北へ700m。
                                                                  出典「ウィキペディア」 画像等、詳しくは
こちら
 
すぐ横には、新設なった阪神電鉄難波線の鉄橋が。
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外の猛暑がウソのように、中はヒンヤリ。思わずこのまま留まろうかと(笑)。
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大阪市内にはまだ何ヵ所か、渡船が残っています。
ここは上記のような理由でトンネルとなりましたが、これはめずらしいパターンです。
高いところにかかる橋を横目に、のんびり渡る渡船も、なかなか風情があります。
あのUSJの近くにも、まだ残っているんですよ。
 
 
トンネルをくぐると、西区・九条。
ここからは食べ歩き(というか、試食の嵐(笑))が、本格的に始まります。