原付北海道1周4,000kmリターンズ

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Light streams down in bright unbroken beams…

1984(昭和59)年7月16日 Part5  百人浜キャンプ場~襟裳岬~様似~門別夢民村~ウトナイ湖勇払原野周辺                      ~苫小牧~支笏湖・モラップ~仲洞爺キャンプ場  約330km

 
支笏湖を出発してしばらく。夕暮れ手前の国道276号洞爺湖に向かって走ると、ようやく晴れ間が。
大げさでなく、こんなに晴れ間がうれしかったことは後にも先のもこの時をおいてありません。

 
ヤコブの梯子」という現象があります。(旧約聖書「創世記」参照)
イメージ 1
 
 
 
雲間から太陽の光が、レーザー光線のように、
地上に向かって降り注ぐ現象です。
 
(出典:Wikipedia「薄明光線」)
 
 
 
 
 
 
このときもホンマに「希望の光」のように降り注いでいました。
軽くオレンジ色で、キレイやったなあ(いつものように、あいまいな記憶ですけど)。
 
この日一番、気分も盛り上がりました。
ヘルメットの中で「ヒャッホー!!」みたいな声を上げながら、走っていた覚えがあります。
 

そして洞爺湖畔到着。この頃にはもうかなり暗く、なぜこのチョイスだったかは忘れてしまいましたが、
仲洞爺のキャンプ場までしばらく走り、着く頃にはすっかり真っ暗で、キャンプ場の入り口がわからず、
結局10km以上行っては戻り、ウロウロしました。
 
真っ暗な中、何とかテントを張って夕食を食べて落ち着き、ラジオを聴いていて、
このしつこい雨と結構な風は「台風5号」の影響であったこと、
午前中に通ってきた国道が、総雨量だか土砂崩れだかの影響で、
午後には通行止めになっていたことを知りました。

セ~フ!

嫌がるタケを説得してよかった。危うく百人浜からしばらく動けなくなるところでした。
希望の陽光も見られたし、初の300km以上の走行でしたが気分はよく、
心地よい疲れとともに、眠りについたのでした。

 
★ 仲洞爺キャンプ場 泊 ★

 
BGM「Jacob's Ladder」 by RUSH