原付北海道1周4,000kmリターンズ

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風呂は世界を救う(笑)

もう1か月も前になりますが。
5月1日(映画サービスデー)に、話題の
テルマエ・ロマエを鑑賞してまいりました。
平日の午後2時ごろの回やったんですが、
座席はほぼ満員。大盛況でした。
 
で、何で今頃その話? と思われる方も多いでしょうが、
上映期間が一通り終わった頃に、内容も含めて記事にしようと思っていたのですが、
皆様ご存知の通り、とても終わる気配がないのです。
 
なので放っておくといつまでも触れられませんので、
ネタバレにならん程度に話題にしようか、と。
 
とにかく理屈抜きに面白い!
 
特に主演の阿部寛さんの演技が最高です。
 
古代ローマ現代日本が「水(湯)」を通じてつながっていて、
阿部さん演じる主人公が、ことあるごとに“時空スリップ”してしまうワケなんですが、
現代日本に来た時のローマ人・阿部さんが面白いのなんの。
 
他の古代ローマ人役の市村正親さん、北村一輝さん、宍戸開さんなどともに、
実は阿部さんもあまり笑いとは無縁な、まじめな演技をしておられるのですが、
シチュエーションが変わるだけでこんなに面白いモンとは!
 
とにかくフザケている、笑わそうとしている人が一人もいないのに(いないから)、
非常に笑える作品になっています。
 
 
そして、作品最大のテーマ(?)
 
『風呂は世界を救う!』
 
このコンセプトのもとに、古代ローマ人と現代の日本人という、
およそ共通点のなさそうな人々をくくってしまう、また、くくることができてしまう、
という面白さも感じることができます。
 
実際に風呂によってローマ帝国を救う、という話の流れがあるのですが、
風呂というものに対する考え方が似通っている(という設定が可能である)からこそ、
成り立つ話なんですね。
 
ようそんなトコに目を付けたな、という。
 
いや~、面白い。
 
明日は6月1日。1,000円で観られますよ~。
今日が最後のチャンス、と思って、何ももらっていないのに宣伝してしまいました。
 
あ、ウソです。
 
イメージ 1
 
こんな小冊子をもらいました。
中身はパンフレットの縮小版のようなものと、
阿部さんと、阿部さん演じるルシウスがからむ、
原作者ヤマザキマリさん描き下ろしの短編漫画がついています。
 
これは数が限定であれば、もうもらえないかもしれませんので、あしからず。
 
 
ところでこの映画では、ローマの情勢が、
私たちの知っている史実とは変わってしまう流れになっていくところを、
「それではいけない!」と気付いた上戸彩さん演じる現代の若い女性が、
風呂によって修正することを思いつき、結果的に史実の通りになるんですが、
 
もしこの風呂のくだりが無かったら、どうしてちゃんと史実のようになったんでしょ?
 
…ま、フィクションですから。
そんな面倒なトコ突っ込まんと、風呂にでも浸かってリフレッシュしましょかね~。
 
 
あ、まだ昼の1時や。