原付北海道1周4,000kmリターンズ

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沈みゆく太陽 追い越してみたい

1984(昭和59)年7月19日 Part2  函館~木古内~知内~福島~上ノ国江差~熊石~瀬棚 約151km

 
しばらくサッカーの話題ばかりで、こちらをほったらかしにしていました。
 
日本代表が残念ながら帰ってきてしまいましたので、
再びスタートいたします。

 
とはいえ。

 
この日はネタがありませ~ん(笑)。
というか、写真等が無いとこんなにも記憶ってあいまいなんですね。
 
…という風に納得していたのですが。。
よく考えてみると、そこそこゆっくりと寝て、
起きてから荷造りして郵便局に行き、洗濯物満載の小包を発送し、
…ということを考えると、
やはりこの日の残り時間は、結構走るだけに専念していたのかも。
 
天気がよく、海沿いの道が気持ちよかった、という記憶はあります。
 
が、次の写真は、もういきなりテント前で夕食です(笑)。
イメージ 1瀬棚町(現在のせたな町瀬棚区)に立象山という100m弱の山があり、
そのてっぺんが広場になっていて、キャンプ場があったのですが。

 
ここのキャンプ場が、本当にすばらしかったんです。
 

まず景色がすばらしい。

 
実はこの旅では、夕日が海に沈む瞬間をほとんど見た記憶がありません。
どういうわけか、毎日水平線付近が帯状に曇っているんです。
その雲の中に入るところは見られるのですが、海に沈む、というのは見たことありませんでした。
 
もちろんここでも海に沈む瞬間は見られなかったのですが、
日本海と空が朱色に染まっていくのは、本当にキレイでした。
 
そしてそのあとの青、いや、蒼かな。
マニアックな話で申し訳ありませんが、
満州を駆け抜けた特急「あじあ」に塗装されていたという、深い深い蒼。
 
ずーっと見ていても飽きませんでした。

 
そしてキャンプ場そのものがすばらしい。

 
トイレや水場などの設備が、きれいで整っていたのもさることながら、
地面の上一面に、干草が10センチ近くも積んであって、
テントを張って寝転がると、フカフカの布団の上に寝ているような感じになるのです。
 
アルプスの少女ハイジ」で、干草のベッドだか何だかが出てきていましたけど、
たぶんこんな感じなんやろうなー、という感触でした。
 
2日連続で布団で寝られた、ような気分を味わうことができ、
私たちが泊まったキャンプ場では、ダントツ1位!

 
小さな街でしたが、いいこといっぱいありました。

 
★ 瀬棚 青少年旅行村 泊 ★
 
BGM 「風になりたい」 by The BOOM